中国 上海1

2019年6月

歴史を感じる街並みが魅力。上海旧市街の豫園エリア

この日は古い上海の街並みが残る豫園周辺を散策しました。

上海(豫園)老街

河南南路から豫園方面に向かう道の両側に古い建物が立ち並んでいます。

白い壁と瓦屋根が続く街並みや赤い提灯が飾られている様は中国情緒が感じられ、いい雰囲気です。

よく見ると屋根がゆがんでいたりしますが、そこもまた時の流れを感じさせてくれるポイントのひとつ。

通りに建つ建物の多くは土産物店なので気になったお店を覗きながらのんびり散策するといいと思います。

上海城隍廟 (老城隍廟)

15世紀の明時代から続く、この土地の神様を祀る道教の宮観です。

なかは外から想像するよりもずっと奥行きがあり、観光客と地元の参拝客でだいぶ賑わっていました。

たくさんの仏様が祀られていたのと、金や赤など中国らしい鮮やかな色彩が印象的でした。

豫園

明の時代に作られた、江南様式の庭園です。園内は広く、6つの景区(エリア)に分かれていて、それぞれに見所も多く、じっくり見てまわろうと思うと、かなり時間がかかりそうです。

反りあがった屋根が特徴的。

白壁がいい雰囲気です。

窓やアンティークの家具に施された繊細な装飾も見事。

万花楼景区と点春堂景区を区切る龍壁。瓦で表した龍が立派です。

随所に見合られる凝ったつくりの装飾も見どころのひとつ。

建物を守っているのでしょうか? 

屋根瓦の上にも武将が。

池を渡る回廊は中国情緒にあふれていました。

外からの柔らかい明かりと電灯の温かい色合いがいい雰囲気でした。

玉華堂景区にある、庭園に置かれた奇石。とても不思議な形をしていました。

内園景区にある古戯台。

古戯台の天井の凝った装飾が施されていました。

遠くから見ただけだと天井の装飾が見えないので、しっかりと近くによって見てほしいです。

古戯台を囲むように立つ建物。

観客席として使われていたのでしょうか?

出口付近では猫がのんびりとくつろいでいました。

たくさんの観光客がすぐ横を通っていましたが、慣れているのか全く動じず、おかまいなし、といった感じでした。

湖心亭茶楼

豫園のすぐ横にある荷花池の中に建つお茶屋さんです。

1階では茶葉や茶器を販売しており、2階はお茶をいただくことができる喫茶スペースになっています。

内部はレトロで中国情緒あふれる造りで、散策の合間に一休みする場所としてはもってこいだと思います。

夜になるとだいぶカラフルにライトアップされます。

豫園商城

上海城隍廟の門前町として発展してきたエリアです。

いまは中華風の大きなショッピングモールといった感じで、観光客と地元の人でともて賑わっていました。

飲食店からお土産物屋さんまでいろいろなお店が立ち並んでいて、活気があり、ショッピングを楽しむのには最適な場所です。

※この投稿は以前、別のサイトでアップしたものを再投稿したものになります。

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