2019年2月
ひがし茶屋街周辺
ひがし茶屋街
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金沢を代表する観光地のひとつ、ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこのあたりに点在していたお茶屋を一か所に集めたのが始まりだそうです。
石畳みの道の両側に格子戸のあるお茶屋が立ち並ぶ町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区になっています。
このエリアには昔ながらの外観はそのままに、中を現代風に改装した伝統工芸品や和菓子などのスイーツ、雑貨などを扱うお店がたくさんあり、それらのお店と街並みを同時に楽しめる、街歩きの楽しい地区です。
人気スポットだけあって昼間は観光客で混雑しているので、純粋に街並みを楽しみたいなら、朝、お店がオープンする前か夕方以降がおすすめです。
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昼間も風情があっていいのですが、日が暮れると人も少なくなり、落ち着いた雰囲気の街並みが楽しめます。
この日はちょっと雨も降っていて、濡れた石畳や格子から漏れてくる灯が和の情緒を一層高めてくれ、何ともいえずいい感じでした。
志摩
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文政三年(1820)に建てられたお茶屋です。
江戸時代そのままの姿で残っており、珍しい茶屋建築として大変貴重な建物だそうで、国の重要文化財に指定されています。
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建物の内部はカメラでの撮影は不可ですが、スマホでの撮影はOKでした。
理由はわかりませんが不思議です。
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2階にある前座敷は朱色の壁がとっても鮮やか。お茶屋は客を2階でもてなすため、2階の天井が高く作られていたそうです。
ここで毎晩のように華やかな宴が催されていたんですね。
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前座敷の隣のひかえの間。
客が前座敷で床の間を背にして座ると、襖が開いて、ここで芸妓さんが唄や踊りを披露したそうです。
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はなれ。
前座敷とは対照的に、鶯色の壁が落ち着いた雰囲気です。
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ひろま。
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提灯の明かりと簾の透け具合もいい感じです。
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花模様の凝った装飾の伝統はレトロ感満載。
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台所。
井戸や石室は創建当時のまま残っているとのことです。
旧涌波家住宅主屋
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江戸時代末期に建てられた建物らしく、平成15年に復元整備された町家です。
建てられた場所にそのまま残っており、金沢の町家建築の造りがわかる貴重な建物だそうです。
宇田須神社
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ひがし茶屋街のはずれに位置する神社で、金沢五社のひとつに数えられています。
夕方訪れたせいか、境内には誰もおらず、とても静かでした。
安江金箔工芸館
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こちらは金箔をテーマにした博物館で、金箔職人であった故安江孝明氏が金箔工芸館を建設し、美術品や道具類を展示したのが始まりだそうです。
館内では金箔に関する資料や製造工程についての展示のほか、美術工芸品も見ることができます。
ちなみに、現在、国内で作られるほぼ全ての金箔が金沢で生産されているとのことです。
また、写真では全体が写っていないのでわかりづらいかもしれませんが、建物は町屋の蔵をイメージしたものだそうです。
徳田秋聲記念館
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泉鏡花、室生犀星らとともに金沢の三文豪のひとりに数えられている徳田秋聲の作品とゆかりの品々を展示しています。
記念館のあるこの場所は秋聲が幼少期を過ごしたエリアだそうです。
館内には秋聲の直筆の原稿や遺品が展示してあるほか、彼の作品に登場する女性を和紙人形と映像で紹介するシアターもあります。
また、東京の本郷にあった書斎も再現されていました。
梅の橋
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浅野川大橋の上流側に架かる歩行者と自転車専用の橋です。
すぐ目の前には徳田秋聲記念館があります。
木製の和の雰囲気が金沢にピッタリ、と思っていたのですが、高欄と桁隠しが木製なだけで、実際は鋼橋とのことです。
※この投稿は以前、別のサイトでアップしたものを再投稿したものになります。
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